お店では出会えない「完熟梨」 宮城・蔵王町の後藤さんを訪ねました
梨の出荷シーズンが始まったばかりの、雨の日の午後。青果バイヤーが向かったのは、宮城県蔵王町で梨を育てる後藤さんの畑です。
後藤さんの梨は、木の上で完熟させてから収穫する「樹熟(じゅ じゅく )梨」。普通はお店に並ぶことのない、特別な梨です。
今年の出来を確かめ、来年のギフトについてご相談するため、実り豊かな梨園におじゃましてきました。
宮城県内最大の梨どころ、蔵王町
宮城県刈田郡蔵王町は、年間約1,300トンの出荷量を誇る、宮城県内最大の和梨の産地です。
蔵王連峰の麓に広がるのは、火山灰由来の「黒ぼく土(くろぼくど)」と呼ばれる、水はけと養分に恵まれた土壌。
そこに山麓ならではの昼夜の大きな寒暖差が加わることで、糖度が高く、ジューシーな果実が育まれます。後藤さんの畑も、この恵まれた環境の中にありました。
「スーパーの幸水って、真っ青でしょ?」
畑を歩きながら、後藤さんがこんな質問を投げかけてきました。
「スーパーで売ってる幸水って、真っ青なやつでしょう?」
言われてみれば、確かにその通り。一般に流通する梨は、青いうちに収穫され、店頭に並ぶ頃に食べごろを迎えるように出荷されます。ところが後藤さんの梨は違います。
木の上で黄色く色づくまで待ってから収穫する----その方が甘みがぐっと増すからです。
色が回った完熟梨は日持ちの面から通常の流通には乗りにくく、後藤さんいわく「お店に並ぶことは多分ないと思います」。
この完熟梨にこだわって 育て、収穫した翌日にはお届けする。それが後藤さんのスタイルです。毎年「完熟の梨が食べたい」とリピートしてくださるお客様が多いのも納得でした。
実りたわわ。今年は当たり年
畑を見渡すと、枝いっぱいに実った梨、梨、梨。昨年より実の数が明らかに多く、玉伸びも順調です。
贈答用の大玉は、これから収穫までの最後の1週間〜10日で一気に大きくなるとのこと。「今のところ、だいぶ順調」という言葉に期待が高まります。
「幸水」は、幸せの水
「食べてもらった方が一番早いですよね」
その場で幸水を剥いていただきました。ひと口食べると、じゅわっとあふれる甘い果汁。樹上で完熟させた梨は、甘みののり方がまるで違います。
「幸水。幸せの水」
後藤さんがぽつりと口にした言葉が、そのまま味の説明になっていました。「今年は天気も良く、甘みもかなり増してると思います」と太鼓判。
最後にバイヤーが、もぎたての梨を豪快に丸かじりして「うまい!最高!」と笑顔を見せてくれました。
貴重な完熟梨、ギフトでお届けします
後藤さんの畑では、幸水・豊水を中心に、新高などの品種も育てられています。蔵王の土と寒暖差が育てた梨を、木の上で完熟させ、収穫の翌日にはお手元へ----
鮮度と甘みにこだわった蔵王町の梨は、ヤマザワのギフトでお求めいただけます。
普段はお店で出会えない「樹熟」の味。大切な方への贈り物に、そしてご自宅用のちょっとした贅沢に、今年もリピーター続出の完熟梨をぜひご賞味ください。
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